まだ信じられない。

ここのところ知り合いの訃報が多い。
それも同年代。
中でもショックだったのは石田長生氏。
イシヤンと呼ばれた関西を代表するギタリスト。
今年に入ってから治療に専念と聞いていたが早すぎる。
ここ十数年は会わなかったがずいぶんとお世話になった。
80年代は山岸潤史、イシヤンをはじめとする関西ミュージシャンとのセッション。
東京生まれ育ちの僕は甘っちょろく、コテコテに心むき出しに演奏する
彼らにびっくりし、必死について行った。
しかしどうしても彼らのエネルギーには届かない。
彼らはいつも本音なのだ。
どこかカッコよくやろうとしていた僕は打ちのめされた。
そんな付き合いがあってか大阪万博広場での
Meet The World Beat 1992
Crusaders の Street Life でブレークした
Randy Crawford Live に呼ばれた。
イシヤンがバンマスで大阪のミュージシャンがサポートしたバンドだった。
この時僕は音楽で天にも登る気持ちを体験させてもらった。
それからイシヤンのソロアルバム４枚だったか参加させてもらった。
久しぶりに聴いてみたが僕はちゃんと吹いているがサックスソロのあと
ギターソロになるとエネルギーが凄くて僕のソロはどこかに行ってしまう。
今も、いつまでもそうなんだろうな。
ほんと感謝します、イシヤンありがとう。
僕はあなたに追いつく様、まだ頑張ります。